なぜドラッグストアは、近隣のスーパーよりも安値を実現出来ているのか

lifestyle
※本ページはプロモーションが含まれています
※本ページはプロモーションが含まれています

 北海道Office With Youのナオキです。筆者の徒歩圏内にはいくつかのスーパーとドラッグストアが存在します。もちろんどちらもよく行くのですが、価格はドラッグストアの方が圧倒的に安い、、、。なぜドラッグストアはそのような安値を実現できるのか、そのビジネスモデルについて考察してみたいと思います。

今やスーパー化しているドラッグストア

 近年のドラッグストアは本当にたくさんの商品を展開しています。ソフトドリンクやアルコールはもちろん、最近はちょっとしたお弁当やお肉、野菜なども販売されております。正直現在の品揃えならば、特にスーパーに行かなくても必要なものが揃ってしまうくらい豊富な品揃えとなっています。

 そしてその価格がとにかく安い。近隣のスーパーでは太刀打ち出来ないくらいに安いです。

なぜ、ドラッグストアはそんなに安く商品を提供出来るのか

 そのビジネスモデルは、単純に食料品で儲ける必要がないからです。格安な食料品で来店客を増やし、利益率の高い医薬品や化粧品で利益を出すのがドラッグストアの一般的なビジネスモデルとなっているためです。実際、一会計の総額はスーパーとは比べ物にならず、わずかな購入商品で、1万円を超える会計も珍しくありません。

しかし食料品を提供するには、それなりの人件費がかかる

 筆者は某ドラッグストアでしばらくアルバイトをしていたことがありますが、食料品の展開にはたくさんの労力がかかります。品出し、補充、棚替え、値引き、POP作成、、、。筆者のアルバイト経験では、レジ打ちはもちろんですが、上記の商品メンテナンスにたくさんの時間をかけていた印象です。

PB商品も充実、週末は箱買いのお客様が長蛇の列

 またPB商品(プライベートブランド)も充実しております。特にお水や炭酸水などは激安で、週末には箱買いで並ぶお客様がたくさんいました。

 その他日用品でもPB商品を展開しており、大手メーカーに比べても相当に価格が安いため、人気商品の1つでした。

クーポンも充実。お得なクーポンが配信された時は客足が相当に伸びる

 お得なクーポンも随時配信されております。特にお会計から○%OFFなどのクーポンが配信されると、目に見えて客足が増えていました。その分レジ打ちの負担も大きかったですが。

 また独自ポイントのほか大手のポイントの二重取りをすることが可能なお店も多く、もはや既存のスーパーでは太刀打ち出来ないほどのお得感が満載となっております。

北海道のドラッグストア事情

 日本で最も店舗数が多いのはマツキヨですが、北海道の場合、少し事情が変わってきます。北海道のシェア第1位はツルハドラッグで、5割以上のシェアを誇っています。第2位はサッポロドラッグストアで、約3割のシェアです。この2社は割と明確な違いがあり、ツルハは比較的古き良き薬局の体裁、サツドラはトレンドを敏感に察知しニーズに応える、若者に人気のオシャレなイメージを構築しています。

後記

 物価高は止まらず、手取りは増えない。庶民の生活は日に日に厳しくなっています。そのため消費者も賢くお買い物をするため、コンビニやスーパーでの買い物を控え、ドラッグストアでお得に買い物する客が増えているように感じます。特に北海道の老舗スーパーは、その客層は驚くほど高齢化が進み、お年寄りが値引きされたお弁当に群がる、そんな光景を見てきました(元スーパー店員)。

 いずれにせよ、こんな時代だからこそ、お得に買い物を済ませたいですね。

あなたのいいねをカタチに

Copyright ©️Office With You ALL Rights Reserved.

コメント

タイトルとURLをコピーしました